Pathologic Classic HDより
医学士であるダニール・ダンコフスキーは、極めて不運な事情により、この土地へ連れてこられた。
死に関する既存の通説に異を唱える、ダンコフスキーの生涯を懸けた理論は、権力者たちによって激しく弾圧されていた。
そのなかで、同僚から一通の手紙が届く。そこには、ダンコフスキーの主張を裏付ける可能性を孕む、これまで発見されていなかった証拠が存在する、という内容が記されていた。
手紙によれば、ある集落を統治する非凡な人物こそが、ダンコフスキーの大胆な仮説を客観的に証明するものと見なせるかもしれないという。
一縷の望みにすがったダンコフスキーは、これを神の摂理のしるしだと信じ、従うことを決意する。彼はためらうことなく、その集落へと向かった。
深夜、バチェラーは町に到着した。宿と食事を求めて歩き回るうちに、エヴァ・ヤンという名の少女と知り合い、夜明けまで彼女の家に泊まることになった。
Pathologic 2 Marble Nestより(ロード画面)
あなたはダニール・ダンコフスキー。医学士であり、死と戦う者だ。真実にたどり着く機会は、一度だけ残されている。
Pathologic 3より
私は医学士、ダニール・ダンコフスキー。これまで、人類を阻む障壁である「死」の研究に、人生を捧げてきた。
権力者たちは私の研究を恐れていた。首都にある研究所はもうじき閉鎖される。
だが、国の遠く離れた奇妙な土地に、ある事象が潜む可能性は否定できなかった。先見の明のある者たちが未だに足を踏み入れていない、小さな町に。
人々は、死を必然として安易に受け入れている。屠殺場へ送られる家畜のように、死に向かう人生をおとなしく歩んでいるのだ。しかし、そうであってはならない。
私は不死を探求するなかで、とある町に住む、不死身といわれる男、サイモン・ケインの噂を耳にした。
彼が私の理論を証明する、唯一の証拠となるかもしれない。あるいは、最後の研究対象に。
彼を見つけなければ。さもないと、全ての命を懸けてきた努力は、無に帰する。